「セブ島に移住しようと考えているが、移住方法がわからない…」という悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そこで本記事では、「セブ島に移住する方法」を解説します。
- セブ島移住でかかる費用
- セブ島移住のメリット、デメリット
- セブ島に移住するステップ
私も最初はわかりませんでしたが、実際に移住してこの方法を知りました。
この記事を読むことで「セブ島への移住方法」が理解でき、「セブ島へ移住」ができるようになるかと思いますので、ぜひ参考にしてください。
フィリピンセブ島に移住してきて2年の私が2024年の移住情報について解説します!
セブ島への移住を考えているなら、まずは短期のお試し滞在がおすすめです。 特に「セブスタイル」のような日本人オーナーがいるシェアハウスなら、現地の生活情報を得たり、長期滞在者との交流ができます。
1.セブ島とは
セブ島はフィリピンの中でも最も人気のある島の一つであり、美しいビーチや豊かな自然、歴史的な遺産、活気ある都市などが魅力です。
また、日本からのアクセスも便利であり、リゾート地としてだけでなく、長期滞在や移住先としても人気があります。どこでも英語が通じるので、比較的、海外移住しやすい国でしょう。
2.セブ島に移住する際の費用
セブ島に移住する際の費用や現地でかかる費用について解説します。
現地での生活費がわかるためぜひ参考にしてください。
- 飛行機代、公共交通費
- 家賃
- 水道光熱費
- 食費
- 交際費
- 通信費
- ビザ更新費
- 学費
- 雑費
2-1.飛行機代・公共交通費
セブ島への飛行機代はシーズンや予約のタイミングによって異なりますが、一般的に往復の航空券は3万円から7万円程度かかります。
また、現地での移動手段としては、公共交通機関のジプニーやバイクタクシー、タクシーを利用することが一般的であり、日本と比較して格段に安価です。
公共交通機関 | 値段 |
ジプニー | 15ペソ |
バイクタクシー | 30ペソ~ |
タクシー | 40ペソ~ |
2-2.家賃
セブ島の家賃は地域や物件の条件によって異なりますが、一般的には日本と比較して安い場合が多いです。
都心部やビーチに近いエリアは家賃が高くなる傾向がありますが、郊外や地元の住宅街では比較的安価な物件も見つけることができます。
例えば、部屋のオーナーによりますが、ITパークのコンドミニアムに1ヶ月25,000ペソ程度から住めます。また、シェアハウスであれば、1ヶ月12,000ペソから住めます。
2-3.水道光熱費
水道光熱費は生活スタイルや物件の条件によって異なりますが、一般的に水道代は日本よりも安く、光熱費は日本と同じくらいです。
セブ島の住宅ではエアコンや冷蔵庫などの電化製品を使うことが一般的ですが、コンドミニアムの場合、電気代は1,500ペソ程度からかかります。また、水道代は一軒屋でも400ペソ程度ですみます。
節約するために扇風機を使うのが良いかも!
2-4.食費
食費は自炊をするか外食をするかによって異なりますが、セブ島では新鮮な食材が手に入りやすく、比較的安価に食事を楽しむことができます。
以下で詳しく解説します。
2-5-1.自炊
自炊をする場合は、地元の市場やスーパーで新鮮な食材を手に入れ、自宅で調理することが一般的です。自炊することで食費を節約することができます。
日本食を購入すると高くなることもあるため、注意しましょう。日本食はメトロスーパーや町屋マートで購入可能です。
2-5-2.外食費
外食費はレストランや屋台での食事にかかる費用で、セブ島では多様な料理を手頃な価格で楽しむことができます。外食を楽しむことで現地の食文化を体験することができますが、自炊に比べて若干費用がかかる傾向があります。
日本食を食べる場合、円安で日本よりも高くなることもあるでしょう。お店にもよりますが、ラーメン1杯1,000円程度はします。
日本人オーナーのラーメン屋さんは日本のように美味しいけど、比較的高めです!
2-6.交際費
交際費は生活様式や趣味によって異なりますが、セブ島では友人や地元の人々との交流が楽しめるため、多少の費用がかかることもあります。友人との食事やアクティビティなどを楽しむ際には、一定の交際費が必要になります。
2-7.通信費
セブ島での通信費は、スマホ通信費やWi-Fi費などが含まれます。地元の通信会社やWi-Fiサービスを利用することで、比較的低コストで通信が可能です。通信費は個人の使用状況や契約プランによって異なりますが、一般的には日本よりも安価で済むことが多いです。
2-7-1.スマホ通信費
スマホ通信費は、現地の通信会社のプリペイドSIMカードや契約プランを利用することで比較的低コストで済む場合があります。
インターネットや通話を頻繁に利用する場合は、適切なプランを選択することでコストを抑えることができます。サブスクタイプで10GB1,500円程度、プリペイド式で50GB1,300円程度です。
通信会社により異なるため、店舗で確認するのがおすすめです。
2-7-2.Wi-Fi費
Wi-Fi費は、自宅のWi-Fiサービスを利用する際にかかる費用です。
一部のカフェやレストラン、公共施設などでは無料のWi-Fiが提供されている場合もありますが、自宅で安定したインターネット環境を整えるためにWi-Fiルーターを購入すると良いでしょう。
Wi-Fiも通信会社やプランにより異なりますが、日本よりは安価です。
2-8.ビザ更新費
セブ島に長期滞在する場合は、ビザの更新費用がかかります。
ビザの種類や滞在期間によって異なりますが、3年程度であれば観光ビザでも滞在可能です。しかし、観光ビザの場合、現地で稼ぐことは違法なため注意しましょう。
ビザの更新費用は通常、一定の手数料や書類の提出が必要となります。セブ島のGモールにあるイミグレーションで直接確認しましょう。
2-9.学費
お子様がいる場合、子どもを学校に通わせる必要があるでしょう。
教育機関により異なりますが、インターナショナルスクールの場合、日本の一般的な学費より高くなる可能性もあります。
2-10.雑費
生活に必要な日用品や雑貨、娯楽費など、さまざまな雑費がかかります。日用品や雑貨はスーパーやコンビニなどで購入することができますが、娯楽費は趣味やライフスタイルによって異なります。
余暇を楽しむためのアクティビティやレジャー、観光などに必要な費用も雑費に含まれます。セブ島では多様なレジャーやアクティビティが楽しめるため、その費用も生活費に含める必要があるでしょう。
諸々の費用については、以下の記事も参考にするとより具体性が増すかもしれません。ぜひ滞在費の参考にしてください!
3.セブ島に住むメリット
セブ島に移住することで得られるメリットについて解説します。
日本では体験できないメリットを中心に紹介します。
- 日本から片道4時間で着く
- 英語の学習になる
- お手伝いさんを雇えるので生活が豊かになる
- リゾートや海に手軽に行ける
- セブ島は治安が良い
- 一年中暖かい気候
- 経済や人口が伸びているので刺激的
3-1.日本から片道4時間で着く
セブ島は日本から直行便があり、短時間で到着できるため、帰国や家族との交流も比較的容易です。
便利なアクセスは、急な帰国や訪問を実現しやすく、心理的な安心感も得られます。また、直行便があることで、旅行やビジネスの往来もスムーズに行えるでしょう。
3-2.英語の学習になる
セブ島は英語が公用語であり、現地の人々とのコミュニケーションを通じて英語力を向上させることができます。
日常生活やビジネスの場面で英語を使うことで、自然な形でリスニングやスピーキングのスキルを磨くことができます。また、英語を学ぶ環境に身を置くことで、自然と英語の使い方やニュアンスを理解することができるでしょう。
3-3.お手伝いさんを雇えるので生活が豊かになる
セブ島では家事や庭の手入れなどをお手伝いさんに任せることが一般的であり、自由な時間を有効活用することができます。
これにより、ストレスを軽減し、仕事や趣味に時間を割くことができます。また、お手伝いさんとの協力関係を築くことで、生活の質が向上し、快適な生活を送ることができるでしょう。
お手伝いさんは400ペソ程度から雇えます。
3-4.リゾートや海に手軽に行ける
セブ島は美しいビーチが多く、リゾート地としての魅力も豊富です。
海水浴やシュノーケリング、ウォータースポーツなど、自然豊かな環境を満喫することができます。また、周辺には雄大な自然や歴史的な遺産も多く、日々の生活に彩りを添えます。このような豊かな自然環境に囲まれながら、リフレッシュやレジャーを楽しむことができます。
オスロブで泳げるジンベイザメなど、セブ島でしか体験できないアクティビティが満載!
3-5.セブ島は治安が良い
セブ島は観光地としても知られており、治安が良く安心して生活できるレベルの環境です。
警察の巡回や監視カメラの設置など、安全対策もしっかりと行われています。これにより、住民は安心して日常生活を送ることができるでしょう。
3-6.一年中暖かい気候
セブ島は一年を通して温暖な気候が続くため、四季の移り変わりに悩むことなく快適に過ごすことができます。
寒暖の差が少ないため、体調管理が比較的容易であり、屋外での活動も楽しめます。また、年間を通じて穏やかな気候が続くことで、リラックスした生活を送ることができます。
3-7.経済や人口が伸びているので刺激的
セブ島は経済や人口が伸びているため、ビジネスチャンスや新しい出会いが期待できる刺激的な環境です。
新たなビジネスやアイデアを展開するチャンスが豊富であり、さまざまな人々との交流から新しい発見や学びが得られます。また、多様な文化や価値観が交錯することで、創造性や柔軟性を養うことができるでしょう。
4.セブ島に住むデメリット
セブ島に住むメリットもありますが、海外移住のため日本人がデメリットに思うこともあります。
- 時間により道が渋滞する
- 日本よりも衛生的ではない
- 病院はあるが医療レベルが日本より高くない
- セブ島の現地採用のお給料は安い
- 文化、言語の違いによる適応
- 緊急時の対応の限界
- 文化的違いによる孤独感
4-1.時間により道が渋滞する
セブ島では時間帯や天候によって道路が混雑することがあります。特に朝夕の通勤時間帯や雨季には渋滞が発生しやすく、移動に時間がかかることがあります。このため、交通手段や移動時間を考慮した生活スタイルの工夫が必要です。
4-2.日本よりも衛生的ではない
セブ島では日本と比べて衛生状態が異なることがあります。公共施設や店舗の清潔さに差があるため、衛生管理には十分な注意が必要です。また、食品の取り扱いや水質管理にも注意が必要です。
4-3.病院はあるが医療レベルが日本より高くない
セブ島には病院やクリニックがありますが、医療レベルは日本と比べると高くありません。
特に重度の疾患や緊急事態に対応する能力が限られているため、病気や怪我には十分な予防と対策が必要です。また、医療費の負担や医療保険の確保も検討する必要があります。
日本人窓口を設けている病院もあるため、語学で困ることはありません。
4-4.セブ島の現地採用のお給料は安い
セブ島での現地採用の場合、日本と比べて給与水準が低いことがあります。特に一般的な職種やサービス業では、賃金水準が低く、生活費や将来の資金計画を考慮した生活設計が必要です。
4-5.文化・言語の違いによる適応
セブ島は日本とは異なる文化や言語を持つ国です。地元の人々とのコミュニケーションや社会生活において、文化や言語の違いによる適応が必要です。
異文化に対する理解や尊重を持ち、柔軟な対応力を身につけることが求められます。
4-6.文化的違いによる孤独感
セブ島での生活は日本と異なる文化的背景を持つため、その違いに戸惑うことがあります。特に初めての移住や単身赴任の場合、地域社会への適応や友人関係の構築が難しい場合があり、孤独感を感じることがあります。
セブ島には、日本人のコミュニティもあるため日本人と会おうと思えば会える環境です。
シェアハウスの場合、いろんな人がいるので孤独に困ることはないでしょう。一人になりたいときは、個室にこもれば問題なしです!
5.セブ島に移住する際の手続き
セブ島に移住するためにすべき、手続きがあります。手続きを怠ると滞在できなくなるため、確認しましょう。
- 観光ビザや就労ビザの取得
- 外務省へ在留届を提出する
- 役所に海外転出届けを提出する
5-1.観光ビザや就労ビザの取得
セブ島に移住する際には、適切なビザの取得が必要です。
観光ビザや就労ビザなどの種類に応じて、必要な書類や手続きが異なります。ビザの種類や取得条件を事前に確認し、必要な手続きを適切に行うことが重要です。
5-2.外務省へ在留届を提出する
セブ島への移住が決まったら、外務省に在留届を提出する必要があります。
在留届は、日本国外に居住する日本人が自ら外務省に提出する書類であり、永住先や連絡先などの情報を記入します。提出方法や必要な書類は外務省のウェブサイトなどで確認しましょう。
5-3.役所に海外転出届を提出する
日本国内に住民登録がある場合、セブ島への移住後は役所に海外転出届を提出する必要があります。
海外転出届は、日本国外に移住することを届け出る書類であり、国外での住所や滞在先などの情報を記入します。提出期限や必要書類については、各自治体の役所に問い合わせるか、役所のウェブサイトで確認してください。
6.セブ島に移住する際のステップ
実際にセブ島に住むためのステップを解説します。
大まかな流れになるため参考にしてください。
6-1.GoogleやSNSで情報を集める
セブ島への移住を検討する際は、GoogleやSNS、書籍などの情報源を活用し、現地の生活やビザ取得の手続きなどについて情報収集を行いましょう。
既に移住してる方のブログやTwitterなどを参考にするとわかりやすいです。
6-2.お試し移住をしてみる
実際にセブ島に滞在し、現地の生活や環境を体験することで、移住のイメージや実際の生活についてより具体的に把握することができます。
コンドミニアムや一軒家を借りて、リアルなセブ島の生活を体験してみましょう。また、お試し移住の際は実際に現地に住んでる方の話を聞くのがおすすめです。
日本人オーナーなどのゲストハウスやシェアハウスに滞在することで、リアルなセブ島情報を知れるでしょう。
試しに住んでみたいという方は、以下の記事を参考にすると良いです!
6-3.住む地域を決めて賃貸を契約する
移住先の地域を決定し、現地での生活に必要な住居を探しましょう。
家賃や立地、設備などを考慮して物件を選び、契約手続きを進めます。地元の不動産業者やウェブサイトを活用して、条件に合った物件を探しましょう。
もし、コンドミニアムを借りたいという方は、以下の記事で契約の仕方を紹介しているため、ぜひ参考にしてください。難しい手続きなどはあまりありません!
6-4.移住手続きを進める
ビザの取得や在留届の提出など、移住に必要な手続きを進めます。
各手続きの期限や必要書類について、事前に確認しておくことが重要です。また、移住先での生活準備や仕事探し、子どもの学校手続きなども同時に進めておきましょう。
7.セブ島に移住して人生満喫!
セブ島への移住は、日本から比較的近い距離にあり、手軽に訪れることができる魅力的な場所です。
移住には様々な費用や手続きが必要ですが、豊かな自然やリゾート地、安定した治安などの魅力があります。また、英語の学習や新しい出会い、ビジネスチャンスなど、刺激的な生活が期待できます。
しかし、移住には慎重な準備と計画が必要です。十分な情報収集や現地体験を通じて、自身に合った移住計画を立てることが重要でしょう。また、移住後の生活や生活環境についても十分な理解と調査が必要です。
セブ島での移住は、新たな挑戦や経験を求める方にとって魅力的な選択肢の一つです。自分のライフスタイルや目標に合った移住計画を立て、充実したセブ島ライフを楽しんでください。